
2026年9月7日、カバーはプロダクション9周年に合わせた番組「hololive Next」で、ホロライブJP・ホロライブEnglish・ホロライブインドネシア・hololive DEV_ISの4ブランドを一つの「hololive」へ統合すると発表しました。
活動そのものが止まる内容ではなく、地域とグループの区分を外す組織上の変更です。
ただしホロライブEnglishのデビュー6周年を5日後に控えた時期と重なり、EN創設メンバーの投稿を起点に英語圏を中心とした反響が広がりました。
ホロライブEnglish統合を含むプロダクションリニューアルの発表内容
今回の発表は、2027年9月7日の10周年へ向けた「プロダクションリニューアル」として示されました。
柱は次の6点です。
- ロゴの刷新
- 地域・グループブランドの統合(JP / EN / ID / DEV_IS を一つの「hololive」へ)
- タレントのビジュアルアップデート(数年かけて順次実施。第1弾はときのそらさん)
- 新しい配信アプリ「hololive raku」
- 初のTVアニメ制作(制作はスタジオKAI、仮称キーワードは「おでホロ」)
- 約2年ぶりの新ユニット「アソビ★まわり隊!」
公式は統合の狙いを、世界中で活動するタレントが地域にとらわれず自由に交流し、新しいコンテンツを生み出すためのものと説明しました。
各ブランドの公式YouTubeとXは維持したまま、今後は言語向けアカウントとして運用する方針です。
公式英語Xの自己紹介文は「Official English X account from hololive」へ書き換えられ、一部タレントの表示名からも「EN」「ID」の表記が外れました。
英語圏メディアはこれを「ホロライブENの終焉」と報じましたが、発表の中身は活動停止ではなく、ブランド名と組織区分の解消にあたります。

ホロライブEnglishの統合が波紋を広げた背景と経緯
6周年の直前という発表タイミング
ホロライブEnglish -Myth- がデビューしたのは2020年9月12日で、Mori Calliopeさん、Takanashi Kiaraさん、Ninomae Ina’nisさん、がうる・ぐらさん、ワトソン・アメリアさんの5人が始まりでした。
発表日はその6周年週に入った直後にあたります。
Takanashi Kiaraさんは同日20時30分頃に「ホロライブEnglishの6周年の週に、Goodbye hololive English。だからENとしては6年に届かなかった」と短く投稿し、その簡潔さが受け止めの大きさをそのまま伝えました。
約45分後にはMori Calliopeさんが長文を公開し、ENの歴史を肯定したうえで「外からは違って見えるだろうし、実際違うかもしれない。だが自分は前向きに捉える」と書いています。
心の中では常にHololive Englishであり、今後は言語の壁を越えてJP・IDと一つのHololiveになる、国際メンバーは名称が変わっても守り続けると明言しました。
https://x.com/takanashikiara/status/2096924168969183738
https://x.com/moricalliope/status/2096935755407086055
「EN」が部署名にとどまらなかった理由
ホロライブEnglishは、日本本家とは別に英語圏へ本格進出するための部門として始まりました。
初期の5人が少人数で運営・文化・言語の壁を越え、IRySさんの加入以降はPromise、Advent、Justiceと世代を重ね、その間も「EN」として合同ライブや全体曲、海外イベントを続けてきています。
Mori Calliopeさんは「最初は5人、その後6人、11人、一時は20人。地獄のような時期も一つの集団として乗り越えた」と投稿。
英語圏のファンにとっては居場所の名前でもあり、その呼称が消えること自体が重く受け止められました。
統合前から残っていた不信感
2026年の4月から5月頃、Mori CalliopeさんはマネジメントやENの扱いへの不満を公にし、一時的に活動を止めたのち復帰しています。
ホロスターズ関連の体制変更も重なり、効率化や一本化への警戒が消えないまま今回の統合が示されました。
同日にTVアニメも発表されましたが、解禁特番の出演がJPタレント中心と報じられ、統合後も国際組が中心から外れるのではないかという読みにつながっています。


当事者のメンバーが残した投稿
IRySさんは、突然の変化に驚きと寂しさがあると認めつつ、過ごした時間は消えないこと、IRySはIRySのままであることをファンへ呼びかけました。
インドネシアのKureiji Ollieさんは「im upset(気持ちが落ち込んでいる)」と投稿し、ID側にも同じ喪失感があると示しています。
一方でOuro Kroniiさんは表示名の「hololive」が小文字になった点をからかう投稿をしており、深刻な声明というより場を和ませる反応でした。
会社と谷郷CEOは、全員がホロライブのメンバーとして世界へ届けていくと述べています。
https://x.com/irys_en/status/2097017317926518987
https://x.com/kureijiollie/status/2096950385483411776
https://x.com/tanigox/status/2096931657077182906
ホロライブEnglishのブランド統合に対するSNSの反応
まず目に付いたのは、統合の趣旨そのものを歓迎する側の声です。
「ID・EN・JPが一つのホロライブになり、コラボの制限が減るなら歓迎」といった投稿が並び、JP側のファンからは全員を同じホロライブとして応援しやすくなるという受け止めも出ました。
その一方で、名称が消えることへの喪失感と、時期に対する不満が強くにじんでいます。
「ENは消えても、ファンの記憶の中ではENのまま」と書く人がいれば、「6周年の直前にブランドを消すのは筋が通らず、祝いを奪われた」と時期の選び方を疑問視する声も。
Takanashi KiaraさんやKureiji Ollieさんの温度こそ現場の実感に近いという指摘も少なくありませんでした。
懸念として繰り返されたのは、統合が縮小や吸収につながるのではないかという読みです。
「名前を消すだけで、実質はEN・ID部門の吸収ではないか」「Holostarsの体制変更の後だけに、また合理化で切り捨てるのではという不信がある」と、卒業の増加を心配する投稿も出ました。
ただしこうした議論のなかでも、怒りをタレント個人へ向けるのは的外れで方針を出した会社の問題だ、という線引きは共有されています。
過度な反応を戒める見方も一定数あり、「チャンネルも配信も続くのなら、実害が出てから判断すればよい」と受け止める人もいました。
海外メディアがファンとタレント双方の不満を要約したのに対し、日本の報道は会社発表の「垣根を越える」という説明をそのまま伝える傾向が強く、同じ発表でも見出しの温度が分かれています。




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