星街すいせいさんは、現在ホロライブ0期生として音楽活動を中心に、ライブ配信やラジオなど多岐に渡り活動を行っています。
そんな星街すいせいさんですが、元々個人Vtuberとして活動していたのをご存じでしょうか?
個人VtuberからS:gnal、イノナカミュージックなど、さまざまな経緯を経てホロライブに所属しています。
本記事では星街すいせいさんが「個人Vtuberからホロライブに移籍するまでの経緯」について、解説します。
2018年に個人勢「星街すいせい」としてVtuberデビュー
星街すいせいさんは2018年3月18日Twitterを初め、個人勢としてVtuberデビューしました。
同月22日にYouTubeを開設し、最初の動画を投稿しています。
この時期は誰のサポートもなく、フリーランスとしてVtuberをやっていたため、キャラクターデザイン、動画作成、Live2Dの設定など、全てのことをご自身でやっていたようです。
初期の動画ではAviutlのテロップ講座なども投稿しており、実際にオリジナル曲の「comet」「天球、彗星は夜を跨いで」は、ご自身で動画編集をしています。
ホロライブに所属してから当時について振り返っており、MVを自分で作成した理由として「お金がなかった」と語っています。
また何かを作ることは嫌いではないと話しており、資金調達のため、Vtuberになりたい方向けの動画編集やイラストなども受注していました。
【お知らせ】
— 星街すいせい☄️ホロライブ0期生 (@suisei_hosimati) March 4, 2019
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2018年7月 VTuberグループ「S:gnal(シグナル)」に所属
デビューから約4カ月後、2018年7月から8月まで「S:gnal」というVtuberグループに所属します。
S:gnalは面白い事、楽しい事を追求する者達が集い結成されたグループで、動画での活動をメインとし生放送やイベントなどの活動を行う予定だったそうです。
しかし、方向性の違いにより、8月に脱退が発表されました。
【メンバー2名の脱退報告】01/04
— S:gnal【公式】 (@Signal_virtual) August 4, 2018
この度「S:gnal」メンバーの
「星街すいせい」
「ターナー・カタロ」
2名がグループを脱退することになりました。
理由は話し合いの末「方向性の違いが埋められなかった」という結論にいたりました。
(続く)
実際に生放送なども行っていたようですが、こちらの配信は現在非公開となっており、視聴することができません。
公式Xも19年1月で止まっており、グループとしてもあまり長く存続はできなかったようです。
2019年5月「イノナカミュージック」への所属
2019年5月に、現在ホロライブ所属0期生のAZKiさんと「イノナカミュージック」への所属が決定しました。
「イノナカミュージック」とは?
イノナカミュージックは、2019年5月にホロライブプロダクション内に新設された音楽レーベルです。
主に音楽活動に特化したバーチャルアーティストのプロデュース・マネージメントを行う音楽レーベルとして始動し、星街すいせいさんと当時カバー株式会社に所属していたAZKiさんが所属アーティストとして発表されました。
同年12月に星街すいせいさんはホロライブに移籍しており、2022年3月31日でイノナカミュージックは終了することとなります。
なお、イノナカミュージック終了に伴い、AZKiさんも2022年4月からホロライブ所属となります。
AZKiが移籍した経緯は?イノナカミュージックからホロライブに所属するまで
星街すいせいがイノナカミュージックに加入した経緯
当時個人勢として活動していく中で数字や人気の伸びに悩みを感じており、どうにか企業に所属できないかと試行錯誤していたようです。
もしかしたらS:gnal(シグナル)への所属も、そういった動機によるものかもしれません。
しかし、多くの事務所から「星街すいせい」としてそのまま所属することが難しいと言われ、名前や容姿を変えることを提案されます。
上記と同じ理由でホロライブのオーディションにも1度落選しています。
なんとかホロライブに所属したいという一心で、星街すいせいさんの方からもう一度話し合いを提案し、お互い折り合いをつけた結果「イノナカミュージック」への加入を提案され、所属することとなりました。
イノナカミュージックでの活動
イノナカミュージックには2019年5月~12月まで所属していますが、音楽活動で特に目立ったものはありませんでした。
新曲などをリリースすることもなく、同年11月に歌ってみたのカバーを1つだけ投稿しています。
ホロライブに加入してから当時のことについて振り返っており、「音楽レーベルなのにオリジナルソングを1曲も出せなかった」「意味が分からなくて大泣きしながら配信したことがある」と語っています。
また別の配信では「自分からコラボ誘うのを禁止されていた」というエピソードも語っています。
なお、この時代のアーカイブもMincraftとUNDERTALEしか残っておらず、当時どんな配信をしていたのか確認が難しい状態です。
2019年12月ホロライブへ移籍
2019年12月にイノナカミュージックから転籍という形で、ホロライブへの所属が発表されました。
ホロライブに所属する経緯について、こちらの動画では「今後の自身の活動方針を考えた結果」と語っています。
カバー株式会社からは、「ホロライブ」へバーチャルライバーのマネージメントを集約し、「星街すいせい」のサポート体制強化と「イノナカミュージック」のイベント運営業拡充のため」と発表しています。
なお、イノナカミュージックでの活動で紹介した動画でも、ホロライブに所属する経緯について話してくれています。
当時やりたいことができない状態が続いており、Vtuber自体を辞めようと思ったことがあるそうです。
その旨をスタッフの友人AさんにLINEしたら「社長を呼び出すから待って」と言われ、社長と話し合いホロライブに所属になったと語っています。
また、ホロライブとしてのデビュー時期は3期生の後になりますが、今のように0期生という括りはなく、当時はソロデビュー組や無印組などと呼ばれていました。
その後、それぞれ個人勢としてのデビューが早いこともあり、0期生という括りで呼ばれるようになります。
0期生については、天音かなたさんのドルオタ天使という企画で詳しく解説してくれているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
星街すいせいさんがホロライブに所属してからの活動
ホロライブに加入してからは主軸となる音楽活動に力を入れつつ、他のホロライブメンバー同様に配信活動もされています。
音楽関係では多くのオリジナル楽曲をリリースしており、2度ソロライブも開催しました。
他にも音楽番組に出演、VIAよりメジャーデビュー、THE FIRST TAKE出演など非常に幅広く活動されています。
音楽以外の活動も意欲的に行っており、ゲームではテトリス99の腕前を披露したり、ラジオパーソナリティを務めたりなど、「星街すいせい」としてやりたいことを着々と実現しているように感じられます。
星街すいせいがホロライブに加入するまでの経緯まとめ
本記事では星街すいせいさんがホロライブに加入するまでの経緯について、ご紹介しました。
個人勢としてVtuberデビューをしてから、さまざまな経験や苦労を経て、現在の「星街すいせい」があります。
「星街すいせい」としてやりたいという強い意志があったからこそ、現在の環境に居られるのかもしれません。
Vtuberの中でもアーティストとしては最先端を走っており、常に新しいことに挑戦しているため、今後の活躍にも期待が寄せられています。
【ホロライブ】星街すいせいの『pieces』とは?幻のオリジナルソングについて解説!
※参考資料
・ホロライブ公式 星街すいせい
・星街すいせい 非公式wiki
・星街すいせい wikipedia
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