現在ホロライブに所属しているAZKiさんは、2018年のデビュー以来、さまざまな経緯を辿って今に至ります。
本記事では、AZKiさんがどのようにホロライブへ移籍したのかについて解説します。
2018年に「Virtual Diva AZKi」としてデビュー
2018年11月15日、カバー株式会社による音楽特化型のVtuberプロジェクト「Virtual Diva AZKi」としてデビューしました。
初期デザイン・モデリングは、CGクリエイターである加速サトウ氏が手がけたものです。
歌ってみたやオリジナル楽曲などの音楽活動をメインとし、デビュー当初からオリジナル楽曲8ヶ月連続リリース(全12曲)などをして話題になりました。
2019年2月 upd8(アップデート)に参加
その後、2019年2月に「upd8(アップデート)」に参加します。
upd8は、Activ8株式会社が運営していたVTuber支援プロジェクトです。
具体的にはVTuberに関するノウハウや機材の提供、コラボやグッズ化などの支援を行っていました。
キズナアイさんや周防パトラさんなども参加していたプロジェクトで、当時は同プロジェクトに参加している夜乃ネオンさんをラジオ動画のゲストに呼ぶなどし、交流の幅を広げています。
2019年5月 イノナカミュージックに所属
2019年5月19日にホロライブプロダクション内の音楽レーベルである「イノナカミュージック」に参加しました。
イノナカミュージックはDJのツラニミズさんが主宰した、音楽活動に特化したVTuberのプロデュースやマネジメントを行う音楽レーベルです。
当時まだ個人勢として活動していた星街すいせいさんとともにイノナカミュージックに所属し、24thシングルである「オーバーライト」までを「INNK MUSIC」レーベルでリリースしています。
楽曲だけでなくソロライブにも大きく力を入れており、イノナカミュージックの終了までに4回の現地ライブ、4回の配信ライブと合計で8回ものソロライブを実施しました。
2022年4月 イノナカミュージックのプロジェクト終了に伴いホロライブに移籍
2022年4月、イノナカミュージックのプロジェクト終了に伴い、ホロライブ所属となります。
イノナカミュージックのプロジェクト終了した理由として、一番の要因はツラニミズさんの退任です。
ご本人のnoteにて「AZKiの活動を広げていくためのボトルネックに自分がなってしまっている」「彼女の才能の可能性を閉じてしまうことは違う」と述べており、さまざまな問題が絡み合っているようでした。
AZKiさん自身もインタビューで当時のことについて、「不安もあり活動終了するという未来もあった」と語っていますが、同時に「終わりたくない」という思いがあり活動を続けることになりました。
ホロライブへ移籍してからの初配信でも、さらにやりたいことがたくさんあると、前向きな展望を語っています。
ホロライブへの移籍後は活動の主軸となっていた歌枠以外に、生配信やゲーム実況なども多く行っています。
特に「GeoGuessr」の配信では、自身の地理知識を生かして好成績を連発し、リスナーにも人気コンテンツとなっています。
AZKiさんがホロライブに移籍した経緯まとめ
本記事では、AZKiさんがホロライブに移籍するまでの経緯についてご紹介しました。
単独プロジェクト、udp8、イノナカミュージック、ホロライブというさまざまな道を切り拓いて現在に至ります。
ファンネームである「開拓者」をまさに体現しているとも言えるでしょう。
また、2023年7月にはビクターエンタテインメントからのメジャーデビューを発表し、さらに活動の幅を広げています。
今後も歌と配信の両輪で活躍する彼女に注目です。
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