ホロライブの星街すいせいさんは、デビュー当時からさまざまな楽曲をリリースしています。
楽曲の認知度が高く、『comet』『NEXT COLOR PLANET』『Stellar Stellar』などを知っている方は多いのではないでしょうか?
しかし、過去にリリースした『pieces』という楽曲については、現在あまり語られることがありません。
本記事では『pieces』がどのような楽曲か、詳しく解説いたします。
星街すいせいの5thオリジナルソング『pieces』とは?
piecesは中国の大規模ライブイベント「Bilibili Macro Link-Visual Release 2020」に出演する際、bilibiliの協力を受けて作成された楽曲です。
星街すいせいさんの5thオリジナルソングになります。
過去のオリジナルソング一覧はこちら
星街すいせい - Wikipedia
楽曲の特徴としては、バラードの中で段階的にBPMが上がる曲になっており、非常に歌唱難易度の高い曲です。
また、原曲キーが高くキーを下げて収録したというエピソードもあります。
ただし、下げると逆にAメロが出ないとのことで、キー設定に悩んでいる様子でした。
最終的にサビをしっかり聞かせたいということで、歌い方を調整し、キーを下げることにしたそうです。
実際の音域を調べてみたところ、ライブで披露しているサビは最高音が「hihiA」となっていました。
これはボーカロイド曲でいうと「error」や「天樂」などと同じです。
原曲キーがこれより半音高かったことを考えると、非常に高音域の楽曲だったと言えます。
・BPMの話
・キーの話
星街すいせいさんの『pieces』はどこで聞ける?
現在ホロライブ公式や、星街すいせいさんのチャンネルから配信されているものはありません。
bilibiliにてライブ映像を閲覧することができます。
・BML後のツイート
BMLありがとうございました!!
— 星街すいせい☄️ホロライブ0期生 (@suisei_hosimati) July 25, 2020
見てくれたみんなも本当にありがとう☄️
こんなに大きな舞台に立てたことすごく光栄に思います!夢みたいだー😭✨
新しい曲、初めてのバラードなんだけど心を込めて歌いました…どうだった…!!🥺
たくさんの人に私の歌が届いていれば嬉しいですっっ!#bml2020
『pieces』が語られなくなったのはなぜ?
これは過去に中国を巡る騒動があったからだと言われています。
wikipediaによると、20年9月にホロライブの所属タレントが台湾を単一の国家として扱ったとして、大きな問題に発展しました。
所属タレントの発言に政治的意図はなかったとしていますが、一部リスナーからの反発が強く、中国市場からは事実上撤退となってしまいます。
この問題を境に、bilibiliで活動していた時代などを振り返ることが少なくなってしまいました。
比較的新しいものだと、23年3月の「EXPO & 4th fes 感想会」で、プラネタリウム以外でバラード調だったのは「pieces」だと語っています。
・プラネタリウムとpieces
・ホロライブ中国について
・ホロライブプロダクション
piecesは素晴らしい楽曲
さまざまな経緯があり、あまり触れらなくなってしまってはいますが、楽曲自体は本当に素晴らしいものです。
現状シングル・アルバムともに発売されておらず、デジタル配信もされていないため、幻の曲とされています。
今後星街すいせいさんが生で歌うことはないと思われるため、それを残念に思うリスナーも多数存在します。
曲事態に罪はないので、『pieces』という楽曲があったということだけでも知っていただけたら幸いです。
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