
カバー株式会社(hololive production)がTwitchとパートナーシップを締結し、Twitchで定期的に配信を行うことを発表しました。
これはYouTubeからの移籍ではなく、同時配信の拡大を目的とした取り組みです。
初の大型イベント「Holoday」は2025年11月20日にTwitch上で開催される予定で、複数の人気タレントが出演します。
ホロライブとTwitchの提携概要
2025年10月29日にカバー株式会社は、Twitchとの正式なパートナーシップを締結しました。
YouTubeとの同時配信(シミュルキャスト)も増加する見込みであり、国際展開の強化と新規視聴者層へのリーチ拡大が目的とのこと。
これにより、ホロライブのタレントがTwitchでの定期配信を本格化させる方針です。
ホロライブとTwitchのコラボイベント「Holoday」開催
2025年11月20日(PST)にTwitchとの初の公式オンラインコラボレーションイベント「Holoday」を開催することを発表しました。
本イベントは、ホロライブプロダクションとTwitchが共同で実施するもので、ホロライブインドネシア、ホロライブEnglish、HOLOSTARS EnglishのタレントたちがTwitchのフロントページを一日中ジャックします。
イベント期間中は、ホロライブタレントたちによる多彩な配信が行われ、Twitch上でさまざまな企画を楽しむことができます。
また、記念としてカバー株式会社の代表取締役社長・谷郷元昭氏をモチーフにした限定グローバルエモートが配布される予定です。
開催日時
- イベント名:Twitch × hololive production「Holoday」
- 開催日:2025年11月20日(PST)終日
- 配信URL:https://www.twitch.tv/
参加予定タレント(公式ポストより)
公式発表およびSNSポストでは、以下のタレントが参加予定として紹介されています。
| タレント名 | アカウント | Twitchチャンネル |
|---|---|---|
| Kureiji Ollie | @kureijiollie | twitch.tv/kureijiollie |
| Elizabeth Rose Bloodflame | @ERBloodflame | twitch.tv/elizabethrosebloodflame |
| Octavio | @octavio_holo | twitch.tv/octavioholo |
| Crimzon Ruze | @crimzonruze | twitch.tv/crimzonruze |
| Axel Syrios | @axelsyrios | twitch.tv/axelsyrios |
| Banzoin Hakka | @banzoinhakka | twitch.tv/banzoinhakka |
| Josuiji Shinri | @josuijishinri | twitch.tv/josuijishinri |
| Vestia Zeta | @vestiazeta | twitch.tv/vestiazeta |
| Takanashi Kiara | @takanashikiara | twitch.tv/kiara |
| Nerissa Ravencroft | @nerissa_en | twitch.tv/nerissaravencroft |
| FUWAMOCO | @fuwamoco_en | twitch.tv/fuwamoco |
| Raora Panthera | @raorapanthera | twitch.tv/raorapanthera |
| Moona Hoshinova | @moonahoshinova | twitch.tv/moonahoshinova |
| Koseki Bijou | @kosekibijou | twitch.tv/kosekibijou |
| Gigi Murin | @gigimurin | twitch.tv/gigimurin |
| Cecilia Immergreen | @ceciliaimgreen | twitch.tv/cecilia |
ホロライブとTwitch提携に対する谷郷社長のコメント
カバー株式会社の代表取締役社長である谷郷元昭氏は、自身のLinkedInにてコメントを発表しました。
本格的な提携を進めるにあたり、タレントの「workload(仕事量)を増やさないこと」、そして「新しいプラットフォームで活動するための安全性確保」の2点を最優先に確認したと、交渉の経緯を明かしています。
その上で、今回の取り組みはYouTubeからの「移籍」ではなく、国際展開の一環としての「リーチ拡大」であると強く強調。
より多くの新しい視聴者にタレントを知ってもらうことが目的とのことです。
最後に、谷郷氏はこれを「西洋での存在感を高めるエキサイティングな一歩」と位置づけ、ファンに対してもこの新たな冒険へのサポートと、イベント「Holoday」への注目を呼びかけました。
視聴環境とコミュニティの反応
今回のホロライブとTwitchの提携発表には、期待と懸念が入り混じる様々な反応が寄せられています。
懸念としては、Twitchの広告頻度(特に長尺広告)やサブスク環境への不安。
また、YouTubeとTwitchを使い分けることでアーカイブが分散し、視聴の連続性が損なわれることへの不便さを訴える意見も。
欧州のファンからは、時差により視聴が難しくなるのではという心配も出ています。
一方で、Twitch特有のスタンプ文化など、インタラクティブで一体感のある配信を歓迎する声も存在します。
特に「Twitch Drops」といったゲーム連携機能を活用したこれまでにない展開に期待したり、プラットフォーム拡張による国際的な露出増加を肯定的に評価しているコメントもありました。




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