
秘密結社holoXの博衣こよりが、2025年9月2日の配信でJTグループの研究施設「D-LAB」との共同研究プロジェクト「声遊楽プロジェクト」の始動を発表しました。
VTuberとしての活動と研究者としての知見を活かし、「声」をテーマにした本格的な研究に長期的に取り組んでいくとのことです。
博衣こよりが参画する「声遊楽プロジェクト」とは

今回発表されたのは、「博衣こより共同研究プロジェクト」という、JTのD-LABが進める「声遊楽(せいゆうがく)プロジェクト」への参加企画です。
デビュー前から研究職に就いていたという博衣こよりの経歴に声がかかった形となりました。
このプロジェクトは「声であそび、声でつながる。未来の「心の豊かさ」をさぐる、ボイス・リサーチ &コミュニケーション・ハブ。」をキャッチコピーに掲げています。
声を聞いたり発したりすることを誰もが楽しめる「声遊楽」という文化の創造を目指し、論文発表やイベント出展などの活動をすでに行っているそうです。
「声のプロ」兼「研究者」としての博衣こよりへの期待

プロジェクト担当者からの手紙では、博衣こよりが選ばれた理由も明かされました。
少年声やお姉さん声などを使い分ける配信活動やゲームで声優デビューした経験が「声のプロ」として評価された様子。
さらに、自身の合成音声キャラクター「AIこより」を制作した実績から「音声の工学技術にも明るい研究者」として高く評価され、共同研究の依頼に至ったとのこと。
VTuberと研究者の両面を評価されたことに、本人は大変ありがたいと語りました。
博衣こよりを「人体実験」するロケ企画が始動

共同研究は長期間にわたる試作となる予定です。
様々なシチュエーションで声のデータを集めるため、ロケ企画を挟みながら研究が進められます。
ロケの状況によって声がどう変わるのかを研究材料にするとのことで、博衣こよりはこれを「人体実験としては合っているかも」と表現する場面も。
研究の第一回テーマは「声における私らしさってなんだろう」に決定しました。
また、ホロライブのスタッフからは「博衣こよりを休ませる」という裏テーマも与えられ、リフレッシュを兼ねた企画にもなっているようです。


第一回のロケは既に実施済みで、その様子は9月中に動画で公開される予定です。
博衣こよりとリスナーが探る多様なリラックス方法

研究の一環として、事前にファンから募集していた「みんなのリラックススポット・リラックス方法」のアンケート結果も発表されました。
集計結果は1位が「寝る」、2位「音楽を聴く」、3位「入浴」という順当な結果に。
しかし、その具体的な方法には個性的なものが多く集まりました。
「重めの布団をかけて拘束される感じがいい」「からあげの揚がる音をASMRとして楽しむ」「夜中に氷風呂に入る」といったユニークな回答に、驚きつつも一つ一つに丁寧にコメントしていました。
これらの意見は、今後のロケ企画の参考にされるとのことです。
博衣こよりの共同研究プロジェクトに対するSNSの反応
この発表を受け、YouTubeのコメント欄やSNSでは驚きと期待の声が多く上がりました。
「研究者というこよちゃんにピッタリなプロジェクト」「ずのーが活かされる」といった、彼女のバックグラウンドを活かした企画内容に納得する意見が目立ちます。
また、「論文に名前が載るのが楽しみ」「学会発表を目指すなんてすごい」など、本格的な研究内容とその成果に期待を寄せるコメントも多数見られました。
さらに、「こよりを休ませる」という裏テーマに対しては、そのユニークさに笑いが起こるなど、和やかな反応も広がっています。
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